2023.05.11

今日も良いお天気です。しかし、今朝がたに起きた地震には驚きました!各地で地震が起こり、改めていつどこで被災してもおかしくない状況であると心に刻みました。

8日の月曜日に、4年ぶりに東日本連合長老会教師会が行われました。先週のブログには、3年ぶりと書きましたが、会議も4年ぶり、「ペンテコステの集い」も4年ぶりでした。4年会わないと、(自分もそうだと思いますが)皆さん少し年をとられた印象でした。白髪が増えたための印象だと思いますが、40代、50代の牧師は印象が違いました。対して70代前後の牧師は、あまり変わった印象はなかったです。そして、元気な方が多く、感服しました。教会にいると、全体的に70代以上の方々はガッツがありますが、40代・50代は疲れている印象をもちます。40代であるわたし自身も例外ではなく、同世代が集まると「70代以上は元気だよね~」という話になります。違いは何なのでしょうね。

さて、今週の土曜日は、我孫子にあるラザロ霊園で墓前礼拝が行われます。今回はご遺族の方が5名参加される予定で、コロナ前に戻ったかんじです。雨の予報に変わってきている点が心配ですが、少しゆっくりと祈りの時間をもつことができればと願っています。今回は、「コヘレトの言葉」から御言葉を聞きます。「コヘレト」は、自分の生には終わりがあることを強く意識している人です。そして、その意識はとても大切だと思います。普段の生活の中では「自らの終わり」を意識することはなく、今を必死に生きているかんじですが、限りある命をもっていると思う時、忙しく働けることも貴重な時に思えます。そもそも、苦しみも悲しみも、生きているからこそ感じるものであり、生きるということ自体に喜びや悲しみが存在するのだと思いました。

 

「順境には楽しめ、逆境にはこう考えよ、人が未来について無知であるようにと、神はこの両者を併せ造られた、と(コヘレトの言葉714)。」人は未来について無知であるから順調な時には素直に喜び楽しむこと。逆境に直面した時は、「順境も逆境も神が併せ造られた」と思うことが“知恵”として示されています。聖書は生きるヒントを与えてくれる書物であることを、ご遺族の方々と共有できれば幸いです。

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