2023.07.06

7月を迎えました。大雨から始まったこの月は、暑さも含めて私たちにとっては厳しい月になるかもしれません。自分を守る行動が求められていると感じます。

先日の執事会では、6月の振り返りをしました。新しい方や久しぶりの方が来られて良かったという意見と同時に、人数的には多くなかったことが話し合われました。特別礼拝をどのように企画するのか。教会員向けか、地域向けか、対象をどう絞るかなど積極的な意見交換がなされました。他教派の教職を呼ぶ、比較的著名なクリスチャンの方を呼ぶなどの意見が出される一方、礼拝の意味付けが異なるゆえの難しさや午後の集会の集客の問題などが出され、一長一短であることを共有しました。これと決め手になるようなものはなく、今回はこの目的で集会を行いましょうと決めていくしかないのだと思いました。また、年間を通じてさまざまな集会が計画されているので、全体を見渡した上で考える大切さも指摘されました。

解決策は出ませんでしたが、執事会で活発な議論ができたことが嬉しかったです。牧師はふと孤独を感じることがありますが、執事会で率直な意見交換をすることで、一人ではないことを確認することができます。そして、牧師が孤独を感じるように、書記や会計も孤独を感じることがあるかもしれないと思いました。苦労を共有できず、一人で抱え込ませている可能性もあるのではと、ふと思いました。孤立化は防がなくてはいけないと感じています。礼拝に出られない方の配慮はそれなりになされる一方で、毎週礼拝に出ている方々への心配りに欠けていたのではないかと思いました。特に役員をされる方々は、配慮する側に回ることが多く、配慮されることが少ないですので、気を付けないと孤立してしまうかもしれません。人任せにしないで、なるべく共有することを心掛けていきたいと思います。

 

「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である(マタイによる福音書712)。」

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