2023.07.27

厳しい暑さが続きますね。皆さんどうぞ、お体を大切になさってください。先週のブログの続きです。

大雨の降った秋田では、一つの教会で床下浸水の被害、教会員宅では床上浸水や床下浸水などの被害が出ているようです。まだ全体を把握できていないそうなので、さらに被害は増えるかもしれません。被災地に生きるお一人おひとりが守られるように祈っています。

先週の木曜日に開催された信徒活動の話し合いでは、活動を再開する方向でまとまりました。ここ数年オンライン開催だった元日礼拝は、2024年は対面で行う予定となり、その礼拝の中で以前も行っていた「祈りの会」をもつことになりました。ただ、以前と違う点は、礼拝の中に組み込むか直後に行うこと。席の近い方と祈りの輪を作り、具体的な祈りの課題を挙げることとしました。以前の「祈りの会」では帰ってしまう人がいること、全体での「祈りの会」だったので祈る人が限られていたことなどの反省点があり、それを受けて、できれば礼拝の中に組み込んで行うこと。祈りやすいように小さな輪にすること。小さい輪にすることで、信徒同士の顔がより見えるようになり、本来の目的を果たすことができると話し合われました。また、ちょうど『信徒の友』で南支区の教会・伝道所の「祈りの課題」が挙げられているので、それを一覧にして当日配布することになりました。「祈りの課題」が明確な方が祈りやすいからです。全体として、とても前向きな話し合いになり、嬉しく思いました。

 

オンラインで話し合うより、対面で話し合う方が前向きな話し合いができる気がします。人の熱を感じるので、心が燃え立つのでしょうか。もしかしたら同調圧力も働きやすいのかもしれませんが、オンラインだとお客様になりがちな人が、対面だと必然的に一参加者となるので、それも大きいと思います。他方で、事務的な打ち合わせの場合は、オンラインで十分です。この頃の猛暑を考えると、自宅で打ち合わせができるメリットも大きいです。目的に合わせて手段を考える大切さを思いました。信徒活動も、本来の目的は「信徒同士の交わりを深めること」なので、そこに重きをおきました。習慣で行うのではなく、目的を達するためにどうすればいいのかを考えていきたいと思いました。

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