2023.09.14

9月半ばを迎えますが、暑い日が続いていますね。世界規模で異常な気象が続いており、環境破壊の深刻さを覚えます。

次の日曜日は、「敬老の日」にちなんで、教会の満80歳以上の方々を覚えて祈りをささげます。お一人おひとりの健康が守られるように、そして信仰の生涯をまっとうすることができるようにと祈りを合わせます。週報にお名前を記すのですが、今でも教会生活を続けている方とそうではない方がおられ、信仰生活を維持する難しさを感じます。続けることのできない理由は、施設に入ったことと教会から離れてしまったことの2つです。教会から離れてしまった方々がいることは、教会にとって痛みです。開いてしまった距離をどう埋めていったらいいのか、なかなか手立てが見つかりません。しかし、教会はその方々を覚えているので、いつか再び礼拝に参加されることを祈りつつ、カードを贈っています。

施設に入所してからも、施設と家族の協力があれば教会生活を続けることはできることも、目黒原町教会は体験しています。教会の近くに老人ホームがあり、そこに入所された方が目黒原町教会の礼拝に毎週出席されています。ご本人とご家族の強い思いがあり、施設も快く受け入れ、決まった教会員が送迎を担当することで成り立っています。その3者の働きがないとうまくいかないことだと思いますが、施設に入ってからでも教会生活を送ることができる現実は、私たちにとって希望です。

 

礼拝に参加できない状態で、いかに信仰生活を維持するか。これは、取り組むべき課題として目の前に置かれています。なるべく訪問をして交わりを絶やさないようにしていますが、訪問できる日も限られ、少しずつ距離が開いてしまっている現状があります。教会員と協力しながら、主にある交わりを続けていきたいと願っています。

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