2023.12.21

かなり寒い日が続いています。冷え性のわたしは体を冷やさないように心がけています。皆さんも体のメンテナンスをなさってください!

先日のサクラベリー・クリスマスコンサートは、素晴らしいものでした。讃美歌メドレーやクリスマスの曲メドレーなどでワクワクすると同時に、「戦場のメリークリスマス」や「星に願いを」でしっとりして、聞きごたえのあるコンサートでした。ベルの伴奏で、「きよしこの夜」と「もろびとこぞりて」を歌うことができたことも、楽しかったです。聞きに来られた方々が笑顔で帰られるのを見て、わたしも幸せな気持ちになりました。楽しい気分になるって大事だなと思いました。ほんの45分間でしたが、楽しい空間に身を置くことで、「次も頑張ろう!」という気持ちにさせられました。非日常の体験が日常を変えていくことに、思いを馳せました。

コンサートに参加すると、わたしは礼拝のことを思います。礼拝は非日常であり、この世の営みを一旦中断して、神の前に集まる時です。礼拝が聖なる空間となり、心が神に向けられる時に、新たな思いで日々の生活を始める力が与えられます。約45分間の礼拝の時間が、聖なる時間となり、全身を神さまに傾けることができれば、恵みに満ちた礼拝となります。もし途中で礼拝の流れが切れてしまったり、他に気を取られることがあると、礼拝は一気にこの世的なものになります。そうすると、上からの力が与えられません。非日常であることがとても大切です。同時に、礼拝に参加していても、礼拝に参与している人と、一歩引いている人がいることも事実です。さまざまな理由や事情がありますが、一歩引いている人は、礼拝の恵みにあずかることが難しいと思います。

 

全員が礼拝に参与するためには、司式者の働きが重要です。目黒原町教会では牧師が司式もしますので、わたしがどう進めるかにすべてがかかっていると思いました。礼拝の中心は御言葉ですが、招詞から派遣と祝福まで、全体が大切です。クリスマス礼拝は参加者が多く、初めての方や久しぶりの方々もおられるので、いつもとは雰囲気が異なります。式自体も、ややゆっくりと進んでいくことになりますが、全員が礼拝に参与することができるように、気を配っていきたいと思いました。だれも部外者にならないで、礼拝に来た人みんなが“一参加者”として礼拝に加わることができればと願います。クリスマス礼拝に来てよかった!と思えるような礼拝を目指して、準備をしていきたいと思います。

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