2024.03.21

風の強い日が続いています。教会の東側玄関は風の吹き込む場所のようで、いろいろなゴミが舞い込んできます。仕方ないと思いつつ、朝からがっかりさせられることが多いです…。

先日の臨時執事会では、転入会が承認されました。今度の日曜日に、皆さんに報告と紹介をする予定です。新たな方が加えられたことに感謝です。臨時執事会では、その方の信仰生活について、聞く機会が与えられました。受洗に至った経緯、転出した教会での生活と教会から離れた理由をお聞きし、その方の人生の一部を垣間見ることができました。信仰生活は人生そのものですから、信仰生活の話を聞くとその方が何を考え、何を大事にしてきたのかを知ることができます。そして、同じ話を聞いても反応する点が違うところも面白いです。執事一人ひとりに転入希望者への質問やコメントをもらうのですが、ポイントにする部分が異なり、受け止め方もさまざまだなぁと実感しました。信仰は一つでも、信仰生活は多様で、それを分かち合う機会がもてたことを感謝します。とかく、自分が普通、自分の生き方が普通と考えがちですが、違う生き方に触れることで自分を修正することができます。信仰生活は型にはまったものではなく、信仰という一本の筋の通った自由な生き方であることをもっと教会で共有できたらと願っています。

 

昨日は、約20年ぶりに大学時代の友達に会いました。卒業してから1回くらいは会っていたと思いますが、出産と育児、またコロナの影響もあり、年賀状のやり取りだけで月日が経っていました。今回意を決して会うことにしましたが、3人グループの内一人は身内の不幸で来られなくなり、2人でランチすることになりました。話は自然と体のことになり、友達が大きな病気を経験したことも知りました。昨年の同窓会でも病気のことが話題になりましたが、40を過ぎた頃から体に不調を覚える人が多いと実感します。みんなうまく付き合っているようでしたが、昨日会った人も食事や生活習慣など気を付けていました。この年になると自分の生活スタイルが確立し、そのスタイルの維持が大事なのだと感じます。それぞれこだわるところが違うので、そこも興味深いです。今週は、自分とは異なる価値観や生活スタイルをもっている人たちに出会い、良い刺激を受けています。自分の外にはもっと広い世界があると、改めて思う今日この頃です。

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